老化をくいとめるのは緑黄色野菜 です。緑黄色野菜はガン予防に効果があるだけでなく、健康づくりに役立ち、老化にもブレーキをかける優れた食材です。
緑黄色野菜の βカロチン が老化を防ぐ
ビタミンA はガンの予防に効果があるため、積極的に摂取したいのですが過剰症が気にかかります。
体内で ビタミンA に変わるβ力ロチンをとるほうがより効果的です。そのβ力ロチンを豊富に含む食品が、ニンジン、カボチャ、ピーマン、ホウレン草、小松菜などの緑黄色野菜です。
かぼちゃなどはルテインが豊富なので、疲れ目、ドライアイといった目の症状が気になる方は積極的の食べるといいでしょう。こちらにかぼちゃのルテインが紹介されています。
ガン予防の疫学的研究で有名な平山博士(予防ガン学研究所所長) は、「菜食・禁煙・ガン予防」を強くすすめている人ですが、博士は、これらの緑黄色野菜はガン予防に効果があるだけでなく、健康づくりに役立ち、老化にもブレーキをかけてくれるといっています。
野菜スープを実践した私の感想と野菜スープのパワー
ほうれん草は炒めて食べるのがグッド
緑黄色野菜をどれぐらい食べればいいのでしょうか。栄養学の研究者によれば 1 日 300 gの野菜のうち、100 g を緑黄色野菜で食べれば、必要なビタミン、ミネラルは摂取できるといっています。
ちなみに緑黄色野菜 100 gは、ニンジン 2 分の 1 本、小松菜 4 分の 1 束、ホウレン草 3 分の 1 ~ 4 分の 1 束、ピーマン 4 個、カボチャ 2 〜 3 切れ、といった具合です。
ただし緑黄色野菜を食べるには、前にも述べたように、油を使った料理にしたほうがカロチンの吸収率は 5 割ぐらい高くなります。
ホウレン草は、おひたしよりもソテーがよいというわけです。
ほうれん草の詳しいプロフィールはこちら。
野菜100gの目安
緑黄色野菜
- ほうれん草 1/3~1/4束
- 小松菜 1/4束
- にんじん 1/2本
- おくら 11~13本
- かぼちゃ 2~3切れ
- にら 1束
淡色野菜
- ごぼう 中1本
- れんこん 5cm
- タマネギ 中1/2個
- 大根 3cm
- キャベツ 葉2枚
芋類
- じゃがいも 中1個
- 里芋…小5個
- さつまいも 中1/2個
果物
- バナナ 1本
- りんご 1/3個
- プリンスメロン 1/2個
- いちご 10個