もやし ビタミンが少ない 野菜です。もやし は栄養たっぶりの食品だと錯覚し、 にんにく を混ぜた もやし炒めを食べ、すっかりスタミナがついた気分の人も多いはずです。
- もやし
- なす
- きゅうり
はビタミンの供給源としては頼りない。まだキャベツのほうがビタミンは豊富です。
もやし では力はつかない
もやし は栄養たっぶりの食品だと錯覚し、 にんにく を混ぜた もやし炒めを食べ、すっかりスタミナがついた気分の人も多いはずです。
ところがスーパーで売られている細いモヤシには、 ビタミンC はおろか、ほかのビタミンもあまり含まれていないのです。
いま、みんなが好んで食べるもやしの原料は、大豆ではなく緑豆。大豆もやしと違って頭が小粒です。この緑豆もやし 100 g 中のビタミンを食品成分表で見ると、次のようになっています。
- カロチン 9μグラム
- ビタミンB1 0.08 mg
- ビタミンB2 0.09 mg
- ニコチン酸 0.5 mg
- ビタミンC 16 mg
一方、大豆もやしのほうは、
- カロチン 0
- ビタミンB1 0.13 mg
- ビタミンB2 0.1 mg
- ニコチン酸 06 mg
- ビタミンC 8 mg
です。
ナスやキュウリからビタミンはとれない
これをニンジンやピーマンなどよりビタミン含有量がはるかに少ないキャベツと比較してみます。B1 、 B2 が各0.05 mg ニコチン酸 0.2 mg と、ビタミンB群でこそモヤシと差がありませんが、力ロチンやビタミンCが もやしより豊富に含まれているのです。
もやしと同様、ビタミン豊富といえないのが、夏の食卓を飾るナスやきゅうりです。なすやきゅうりの一夜漬けは、夏に食欲をそそる食べ物ですが、もやしやなすやきゅうりはビタミンの供給源としては優等生とはいえません。